会津木綿(あいづもめん)とは

若松城

会津物産の一つである会津木綿の歴史は古く、寛永四年(1627年)会津藩主・加藤嘉明が会津に入城した際、前領地の伊予松山から織師を招いて会津に伝習したのが会津木綿の起こりといわれております。
当時は、会津地方の日常着として広く使用されていました。

会津木綿

豊田織機で織られている会津木綿の特徴は縞です。

現在では、着物をはじめ洋服、生活雑貨やインテリア小物などに幅広く活用されております。洗濯機で洗えますので扱いやすく、丈夫で長持ちです。皺も風合いになるのが会津木綿です。

夏は涼しく冬は暖かいというのが特徴です。使えば使うほど、布地が柔らかくなって参ります。ご使用と共に変わっていく風合いも楽しみながらご使用下さいませ。

ご使用のしおり

洗濯

会津木綿は、特性上縦に8%、横に約2%縮みます。(反物により、縮具合が変わります)
お着物やお洋服などを作られる際には、ご使用の前に湯通し(熱めのお湯)をされることをお勧め致します。
色の濃い物ですと色落ちしますので、初めの2、3回は他のものと分けてお洗濯をなさってください。